100年使えると言われているタークのフライパン。
本当?って思いますよね。
私は5~6年前にタークのフライパン24㎝を購入しました。
それ以来毎日使っている感想は、本当に100年使える!ということ。
100年たっても壊れる気がしないんですよね。
鉄のフライパンと言えば、シーズニングや毎日のお手入れが大変だというイメージがあると思います。
けれどこの面倒な家事が大嫌いな私が、毎日できているので、大変ではありません。
この記事では、
- タークのフライパンを5~6年使った感想
- シーズニングや毎日のお手入れ方法
- 鉄のフライパンを使う事のメリット
- 重さは耐えられるのか?
を記事にしました。
ぜひ参考にしてくださいね。
タークのフライパンって?
数年前、鉄のフライパンを買おうと検索していると発見したタークのフライパン。
タークはドイツのメーカーで、クラッシックシリーズは、ドイツの代々受け継ぐ職人がハンドメイドで作り上げているのだそうです。
ひとつの鉄の塊から作られるフライパンは、どこにも継ぎ目のない一体型となっていて、手にした人にしかわからない重厚感があるのです。
100年使えるってホント?コスパは
よく、タークのフライパンは「100年使える」とか「一生物」とか言われているけれど、本当にそんなことってあるの?と私も半信半疑でした。
今まではテフロン加工のフライパンしか使ったことが無く、テフロンは消耗品で焦げ付きが気になりだしたら買い替えることが基本だったので。
タークのブライパンは、テフロンのフライパンに比べると金額はかなりお高め。
しかし、ずっと使えるとなるとコスパはいいんじゃないでしょうか?
本当に100年使える?
100年使えるフライパンなんてほんとにある?
そんな風に思っていましたが、実際にタークのフライパンを手に取ってみると分かってしまったのです。
本当にこれは100年使える。
100年どころか、永遠と使える。
使えなくなる日が来ることが想像できないのです。
タークのクラッシックシリーズは、取っ手も継ぎ目のない一体型。
なので取っ手が取れたりする壊れ方はありえません。
例えば屋外で使わずにずっと放置すると、サビてダメになってしまうと思いますが、毎日使うことでサビる事もなく、永遠と使えるのではないでしょうか。
実際に使ってみてわかったことは、100年使えるというのは本当だという事でした。
フライパンに1万円ってめっちゃ高いけど?
そうですよね。
私が持っているのは、24㎝と28㎝。
24㎝は約1万円、28㎝は約1万3千円です。
いままでテフロンの2000円ほどのフライパンを購入していた私にとってはかなり高級品でした。
これで使いこなせなかったらかなりもったいないと思い、購入までしばらく悩みましたが、やはり買って大正解!
今まで1年ほどで買い替えていたフライパンをもう買い替えなくていいのですから!
長い目で見ると断然おトクです!
使い始める前にはシーズニングを!
シーズニングとは、鉄のフライパンをこびりつかずに使えるようにする焼きならしのことです。
鉄のフライパンは、通常は出荷の際に錆止めなどの油やワックスなどが塗られているので、それを落とすためにおこないます。
しかしタークのフライパンは食用のオリーブオイルを塗って出荷されていて、錆止めなどの有害な物質は使われていなそうです。
とはいえ、使い始めはしっかりとシーズニングをしましょう。
シーズニングのやり方
シーズニングの方法は以下の通り。
- フライパンをたわしやスポンジでしっかりと洗い、その後ペーパーなどで水分をしっかりとふき取ります。
- フライパンにサラダ油をたっぷり入れ、野菜くずを入れて火にかけます。
- ここからは弱火でかき混ぜながら火にかけ、野菜くずが茶色くカリカリになり、茶色くなったら火を止めて冷まします。
- 冷めたら野菜くずを取り除き、油とをペーパーで取り除きます。
- お湯とたわしできれいに洗い、水気をペーパーでふき取ったら火にかけて水分を飛ばします。
これでシーズニングは完了です
シーズニングの頻度は?
ネット情報などを見ると、定期的にシーズニングを行いましょうと記載がありますが、私は購入してから最初の1回しかシーズニングはしていません。
シーズニングなしで5年以上使っているのです。
「焦げ付きが気になりだしたらシーズニングをしてリセットをしましょう」と言われていますが、そもそも焦げ付かないようにしているとシーズニングなんてする必要はないですよね。
焦げ付かないようにするには日々のお手入れが肝心ですが、ちっとも難しくはありません。
使った後はたわしでしっかり洗い、火にかけてしっかりと乾燥させるだけ。
洗い残しがあると、そこが焦げ付きの原因となります。
日々のお手入れは面倒ではない
鉄のフライパンは、毎日のお手入れが面倒そう……。
と思っている人が多いと思います。
確かにテフロン加工のフライパンのように、スポンジで洗剤を付けてしっかりと洗うということをするのはNGです。
鉄のフライパンの洗い方は簡単。
- 使った後は、熱いうちに水で流しながらたわしでしっかりと洗う。
- 洗い終わったらコンロで火にかけ、水分を飛ばす
- 最後に薄く油を塗っておく
これだけです。
難しくはないですよね。
しかし最後の、❸油を塗っておく工程に、私は抵抗がありました。
油を塗ったフライパンを置いておくなんて、なんかイヤだ。
ゴキブリこない?
と思っていたのです。
けれど、毎日使うタークのフライパンは、レンジフードに吊るして置いているので、油をうっすら塗ること実際は抵抗はありませんでした。
なぜかというと、レンジフードって、毎日そんなにキレイではないですよね。
油で少しベタベタしているというか……。
なので、フライパンに油を塗っていても抵抗が無く置いておけるのです。
引き出しに収納するとなると抵抗があるかもしれないので、そこは吊るす収納に変えてしまいましょう。
そんなこんなで油を塗ることに抵抗はなくなったのですが、実際に油を塗っていたのは最初の数回だけ。
毎日使用しているとフライパンがしっかり育ってくる(油膜がしっかりとできてくる)ので、毎日油を塗る必要は無くなります。
そしてフライパンが育ってくると、全くこびりつかず、薄焼き卵もスルッとキレイに焼けるようになりますよ。
テフロンのフライパンのようにギトギト油を洗剤でしっかりと洗い取ることはしなくていいので、私にはこちらの方が楽にできます。
すごく重いけど、女性でも使える?
タークの鉄ブライパン、重いんです。
シャレにならないくらい重い……。
サイズ | 18㎝ | 20cm | 22cm | 24cm | 26cm | 28cm | 32cm | 36cm |
重量 | 800g | 1000g | 1200g | 1500g | 1700g | 1900g | 2900g | 3300g |
まだ24㎝の方は1500gなのでそこまで苦になりませんが、28㎝はもう片手で持ち上げるだけでもしんどいですよね。
私の中で、炒め物の時にフライパンを振るという概念がなくなりつつあります。
ヘラで一生懸命混ぜるのです。
ただ、それでもテフロンで炒めるよりタークで炒めた方がシャキシャキ美味しい野菜炒めが出来上がります。
またタークのフライパンは、炒め物よりも焼き物で使う頻度の方が圧倒的に高いので、料理中は持ち上げる事がないので重さは気になりません。
最後、フライパンのまま食卓に持って行くときは片手では重いので両手で。
少々重くても、それ以上にメリットが沢山あるので大好きなフライパンです。
毎日の料理から鉄分が摂れる?
鉄のフライパンで調理をすると鉄分を摂取できると聞いたことはありませんか?
フライパンから大量に摂取できるとは思っていませんが、少しでも補う事ができると嬉しいですよね。
私が鉄のフライパンを使い始めたきっかけは、小学生の息子の貧血に悩まされていたから。
当時は病院で鉄材を処方してもらって対処していましたが、いつまでも薬に頼っていてはいけないと思い、とにかく鉄分豊富な食べ物を食べさせていました。
そのころからタークのフライパンを使うようになり、現在高校生になった息子は貧血に悩まされることのもなく、毎日元気いっぱいです。
ちなみに、昔から鉄分が豊富と言われていたひじきに、そんなに鉄分が含まれていなかったことはご存じですか?
なぜなら、昔は鉄鍋でひじきを煮ていたので鉄分が豊富に含まれていたとのこと。
文部科学省が公表している日本食品成分表が2015年に改訂され、ステンレス製の鍋で煮たひじきの鉄分は、鉄鍋で煮ていた時の1/9になったそうです。
鉄分にはひじきがいいよね~と当たり前のように思っていましたが、それは鉄鍋のおかげ。
切り干し大根なども鉄鍋で煮ていない場合ば鉄分の保有量は大幅に減少しています。
そうなると、鉄分摂取に鉄の調理器具がひと役買っているのは言うまでもないですね。
フライパンの場合は、鍋とは違って短時間焼くだけでそんなに多くの鉄分が摂れるとは思っていませんが、少しは摂取できているのではないでしょうか。
焼き料理が驚くほど美味しくなる
鉄のフライパンで調理をすると、料理が驚くほど美味しくなるのです。
焼いて食べる食材は基本的にすべて格段に美味しくなります。
ステーキはもちろん、鶏肉も皮面がパリっとこんがり焼けて鉄板焼き屋さんで食べる味に。
餃子もパリパリに焼けるので、もうテフロン加工のブライパンには戻れません。
私のおススメはお好み焼き。鉄で焼くと表面パリッと中はふんわり。
パンケーキもとても美味しく焼けますよ。
料理は味ももちろん大事ですが、見た目も重要ですよね。
出来あがった料理は、フライパンのまま食卓に運びます。
ステーキもいいし、アクアパッツアなんか作った日には、食卓が映え映えです。
まとめ:タークのフライパンはもう手ばせない!一生物のフライパンを手に入れました。
私は特に料理好きというわけではありませんが、タークのフライパンを使いだしてからなんだか料理が得意になったような気がしています。
私が何もしなくても、食材を焼くだけでフライパンが美味しくしてくれるのですからね。
「鉄のフライパンは育てる楽しみがある」
といいますが、私でも育てられているので難しいことはありません。
毎日使うだけで勝手に育ってくれます。
一緒にタークのフライパンを育ててみませんか?
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