子育てをしている人なら大体の人は知っているのではないかと思うほど人気のあるSTOKKE(ストッケ)トリップトラップ。
同じようなハイチェアは数多くあるけれど、結構お値段もするにも関わらずなぜそんなに人気なのでしょう。
私は3人も子育てしておきながら、実は使っていません。
私の妹も同じく3人子育てしていて、なんと3人ともトリップトラップを使っているのです。
羨ましい~!
今回は、STOKKEトリップトラップの人気の理由と、本当に大人でも使えるのか、小学生の学習椅子に最適って本当なのかを、妹の使用レビューも含めてお伝えします。
STOKKEってどんな会社?「トリップトラップ」はどんな椅子?
STOKKE(ストッケ)とは、高品質な家具のメーカーとして、1932年にノルウェーで創業しました。
当時のノルウェーでは珍しく、女性の従業員と社内デザイナーを雇用する企業で、STOKKE初期の家具のデザインは現在でも評価の高いヴィンテージ家具として残っています。
そんなSTOKKEで1972年に発売が開始されたハイチェア「トリップトラップ」。
どんな家庭のテーブルの高さにもフィットして、赤ちゃんと一緒に安全にテーブルを囲むことができると、画期的なチェアとして新風を吹き込みました。
人間工学を基にデザインされていて、成長に合わせて微調整ができるチェア。
天然素材へのこだわりや、徹底した品質管理、安心して長く使える保証制度など、STOKKEの様々なこだわりが多くのファンを生んでいるのではないでしょうか。
正規販売店で購入すると、安心の7年保証がついています。
トリップトラップの人気の理由はずっと使えるという魅力
「人生を共にする椅子」
と謳われてるトリップトラップ。
多くの人から支持を受けている人気の最大の理由は、大人になってもずっと使えるというところにあるのではないでしょうか。
耐荷重は136㎏で、大柄な大人が乗っても大丈夫。
座面と足乗せ板は、3.5㎝刻みで調節ができ、座面が下に下げると背もたれとの距離ができるので大人でも深く座ることができます。
単体で使う場合は、対象年齢は3才からになりますが、別売りのニューボーンセットを使うことで新生児から使用が可能に。
腰が座ってきた6カ月から9カ月ごろになると、ベビーセットに切り替え、安全に座って離乳食を食べさせてあげることができます。
しっかりと自分で椅子に上って座れるようになってきた3歳ごろになると別売りアクセサリーなしで座れ、それ以降は成長とともに調節しながらいつまでもずっと使い続けることがでるのです。
赤ちゃんから大人になるまで、ずっとジャストサイズで使うことができる。
人生を共に歩む椅子って、素敵ですね。
STOKKEトリップトラップの基本仕様 | |
サイズ | W 46 cm x H 79 cm x D 49 cm |
重量 | 6.471㎏ |
耐荷重 | 136㎏ |
保証 | 保証延長サービス/7年 |
ママひとりでも組立簡単!作業時間はたった10分ほど。
トリップトラップの作りはとてもシンプルで、ママ1人でも簡単に組み立てることができます。
特別な工具は必要なく、使うのは付属のレンチのみ。
妹家で使っている2台は、組立ての時に一緒に手伝いました。
けれど実際はほぼ私が組み立てていて、妹は赤ちゃんのお世話にかかりっきり。
とはいえ妹の手を借りようと思う事もなく、10分ほどで組立完了です。
妹の子どもは男子3兄弟。
長男が3歳の頃に1台目を購入したので、その時すでに次男は誕生していました。
1台目を長男も妹もとても気に、すぐに次男用も購入しています。
2台目が届いた日にも私は組立てを手伝いにいきましたが、2台目なんてもう10分もかかっていないような気がします。
シンプルな作りで組立簡単!
それもトリップトラップの魅力のひとつですね。
ちなみに長男次男はもう小学校高学年です。
ずいぶんと離れて昨年三男が誕生した妹家。
もちろん3台目も買うのだろうと思っていたら、なんと、親戚の子どもが使っていたものを貰ったのだとか。
譲ってくれた親戚の子どもは中学生です。
使わないの?と聞いてみたら、
「中学生になったので1人部屋を使うから、ゲーミングチェアが欲しい」と、部屋にゲーム機はないのにそう言いだしたそうです。
13年、親戚の子どもが使い込んだトリップトラップですが、しっかりとしていてガタつきもなし。
経年変化で色味にいい味が出ています。
小学生の学習椅子に最適なチェア
トリップトラップが最も活躍するのは、小学生の時期だと私は思っています。
妹の長男次男、私にとっては可愛い甥っ子。
このふたりは、いまプログラミングを習っています。
身長差がかなりあるふたりですが、同じ高さの学習机を並べ、それぞれの身長に合わせたトリップトラップに座ってパソコンのマウスをカチカチやっている姿はとても可愛いです。
どんな身長でも、足が踵からしっかりと床をとらえ、肘が正しい位置で机に着く。
背筋もピンと伸びることで、集中力が高まる。
この姿勢で、机に向かうことを小学生の間に習慣にしておくことが非常に大切で、その後中学高校と進学してもその習慣が身につくのだと思います。
それを助けてくれるのがトリップトラップだと思うほど。
そんなことを思う私ですが、わが子は見事に失敗。
勉強は全くしない高校生と中学生になっています……。
トリップトラップがあればなぁ。
なんて、そんなことはありませんよね。
あろうとなかろうと、勉強する子はする。
はい。わかっています。
けれど、このトリップトラップ、学習椅子にはピッタリだと本当に思います。
トリップトラップは本当に大人でも座れる?
本当に大人でも座れるのか。
結論は、はい、安心して座れます。
耐荷重が136㎏なので、かなり大柄な大人でも座ることができます。
しかし……。
リラックスして座れるのかといえば、リラックスはできませんね。
とはいえ、トリップトラップに大人が座る時はダイニングに居る時が多いと思うので、そこにリラックスを求めない人は問題なく座れるでしょう。
長時間リラックスしたい時に座る椅子ではないということは知っておいてください。
好みの色が絶対見つかる!豊富なカラー展開も魅力。
楽天市場
このチェアのもうひとつの大きな魅力は、カラー展開の豊富さでしょう。
しかも、どのカラーもとても魅力的。
2024年5月現在、ブナ材が13色と、オーク材が3色発売されています。
ポップなカラーやくすみカラー、天然木そのもののカラーを楽しむものまで、絶対に好きなカラーがこの中から見つかると思います。
妹宅にあるのは、ブナ材のストームグレーと、フィヨルドブルーです。
どちらも素敵なカラーで、子どもが大きくなっても飽きないカラーだなと思います。
まとめ:トリップトラプは人生を共にする椅子。椅子と共に子どもの成長を見守ろう。
赤ちゃんの頃から、大人になるまでずっと使えるトリップトラップ。
この表現は、決して大げさではありません。
子どもが小さいころから使っていた椅子。
思春期には、ゲーミングチェアが欲しくなるかもしれませんが、またトリップトラップに戻ることもあるでしょう。
まだ見ぬ孫のために、大切に残しておいてもいいかもしれませんね。
STOKKEの「トリップトラップ」は、子どもと共に成長し、人生を共にする椅子と言われています。
人生を共にする椅子。
わが子の成長の横にいつもトリップトラップがある。
そんな素敵な椅子に出会えたら幸せですね。
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