「ルンバブル」とは、「Roomba(ルンバ)」+ 「able(できる)」を略した造語です。
部屋の中を隅々まで掃除してもらうために、ルンバの障害となるもの極力減らすことを目的に、ルンバのために考えられた部屋を作ること。
それを「ルンバブル」といいます。
この記事では、ルンバ愛用歴16年で現在は3代目のルンバを使っているの私が、
- 暮らしをルンバブルにすることのメリット
- ルンバブルな家具の高さや仕や、すでにある家具の調整方法
- ルンバブルなダイニングチェアやカーペットなどについて
を解説していきます。
ルンバブルで暮らしを豊かに!部屋をルンバブルにするメリット
新婚当時に、ルンバを結婚祝いで頂いたことがきっかけで使い始めたルンバ。
まさかここまでルンバを愛するようになるとは思いませんでした。
部屋のキレイをキープできると気持ちが整う
部屋の状態が、精神状態を表すということはありませんか?
私の場合、部屋が汚れてくると子どもに対してもすこしイライラしてしまい、怒りっぽくなってしまう所があります。
キレイに整った部屋で生活をしていると気持ちがすっきり穏やかになるのです。
かといって、私はすごくきれい好きというわけではなく、かなりズボラな性格で掃除は大嫌い。
掃除は嫌いだけれど、散らかった部屋で過ごすのも嫌い……
その大嫌いな掃除をルンバが代わりにやってくれるので、今では掃除の頼もしい相棒となってくれています。
現在は、夫と子ども3人、抜け毛の多い犬2匹と生活をしていますが、毎日ルンバがフローリングの掃除をしてくれているので、キレイな状態をキープできています。
ストレスなく、部屋を綺麗な状態に保ってくっるのがルンバ。
そのルンバができるだけ動きやすくサポートするのが人の役目で、それがルンバブルなのです。
家族みんな物を片付ける習慣がつく
我が家では、ルンバのことを家族みんなが「ルンバさん」と敬意をもって呼んでいます。
子どもたちにも小さいころから、
「今からルンバさんが掃除してくれるから、邪魔になるものは片付けよう!」
と声掛けをしており、出かける前や就寝前には床におもちゃや本などを片付けていました。
「お片付けをしなさい!」
と言うより、「ルンバさんが通れるようにしておいて~」
と伝えるほうが柔らかく伝わります。
お出かけから帰ってくると子ども達は、
「ルンバさん今日もきれいになってるやん!ありがとう」
とお礼を言ったり、途中で止まっていた時には、
「ルンバさん、どうした?何にひっかかったの?」
と確認して、止まってしまっていた原因を解決しようとしたりもしていました。
最近は思春期を迎える高校生の息子も、私が部屋に入って掃除機をかけることには抵抗があるみたいですが、ルンバに掃除をしてもらうことは大歓迎なので、床にはものは置かないようにしているみたいです。
机の上はぐちゃぐちゃなことが多いですけどね。
このように、「ルンバが掃除をしてくれる」から、その邪魔にならないよう部屋を片付けるという意識があるのだと思います。
なんとなく、「自分で掃除機をかけるからまずは物を片付ける」よりもハードルが低いように感じるので毎日習慣にできるのではないでしょうか。
いつお友達が遊びに来ても大丈夫!
我が家は、ズボラで掃除嫌いな私が家事を担当していますが、実はいつ来客があっても大丈夫なキレイな状態をキープできています。
それはまさしくルンバさんのおかげ。
我が家は2階リビングの一軒家です。
犬たちは、夜は1階の子どもの部屋で寝ているので、リビングと洗面室は夜中の2時にアラームをセットして毎日ルンバに床掃除をしてもらっています。
朝、夫や子どもが起きてくると同時に犬たちも2階のリビングに上がってきます。
子ども部屋と廊下は、子どもたちが登校した後ルンバを1階に持って行って、各部屋のドアを開けて廊下と子ども部屋のなど1階のすべてルンバが掃除。
この時に子どもたちの各部屋をちらっと除き、もしルンバの障害になるような物が散らかっていたらその部屋にはルンバが入らないように閉めておきます。
散らかしていたらルンバがその日は掃除をしてくれなません。
ルンバに掃除してもらえなかったこと、は子ども達の自己責任。
次の日には反省して、床だけはキレイにして登校しています。
私が掃除機をかけるのは階段だけ。
ハンディクリーナーで階段だけをさっと掃除すれは、いつもキレイな状態をキープできます。
子どもたちも、急遽学校帰りにお友達が家に遊びに来ることになっても部屋がキレイな状態なので自信を持って呼んでいるようです。
ルンバブルの高さ(家具の脚10㎝以上・脚と脚の幅36㎝以上)
部屋をルンバブルにするためには、ルンバの障害になるものを極力少なくすることです。
これから家具を購入する人は、高さや脚の幅がルンバが通れるサイズにしましょう。
床からの高さは、10㎝あればどのシリーズのルンバでも通ることができます。
脚と脚との幅は、36㎝あればルンバは通過し、脚周りもぐるっと掃除してくれます。
床からの高さ | 脚と脚の幅 |
10㎝ | 36㎝ |
ルンバも色々なバージョンがあり、若干のサイズの違いはありますが、上の表は現在販売されているルンバが通れるサイズ。
今使っているルンバにピッタリのサイズで高さを調節してしまうと、ルンバを買い替えると次のルンバが通れないということが起こる可能性があるので、少しゆとりをもったサイズの家具を選んでおきましょう。
それほど、一度ルンバを使うと、もう手放せなくなるからです。
今使っているものが壊れた場合、次のルンバが欲しくなるんですよね。
ルンバは電化製品なので、家具よりも寿命が短い場合もあります。
最新機種がでたら壊れていなくても買い替えたくなったり。
なので、少し余裕をもってルンバが通れるサイズの家具を選んでおきましょう。
また、すでに手持ちの家具で脚の長さが足りない場合は、脚の長さを継ぎ足す便利グッズも販売されています。
家具の脚の長さを継ぎ足す便利グッズ↓
私がいちばん購入して良かった高さだしアイテムは、洗濯機のかさ上げ台です。
ルンバが下を掃除してくれるのことが目的で購入しましたが、それ以外にも、洗濯機の後ろに物が落ちてしまっても取ることができるのです。
新たに洗濯機を購入される場合はぜひ設置を検討してください。
我が家の場合はすでに設置済みの洗濯機に取り付けたので、洗濯機の持ち上げが大変すぎました。
大人の男性3人がかりで持ち上げてもらいましたが、自己責任で。
洗濯機のかさ上げ台↓
ルンバブルなダイニングチェア
楽天市場やAmazonなどのネットショッピングで、「ルンバブル」や「ルンバブルチェア」と検索すると、ルンバ対応のダイニングチェアがたくさんヒットします。
ルンバブルなダイニングチェアとは、背もたれの部分がテーブルに引っかけられるように作られていて、脚を浮かすことができるチェアのことです。
ダイニングチェアの足を浮かせておくことで、テーブルの下のゴミを綺麗に掃除してくれるのでいつもピカピカ。
気持ちよく過ごすことができますね。
ちなみに我が家は、ダイニングセットは、ルンバブルなダイニングチェアではありません。
普通に椅子をさかさまにしてテーブルの上にあげています。
なので夜寝る前は、小学校の掃除時間の様になっています。
ルンバブルなカーペットやこたつについて
ルンバが乗り越えられる段差は2㎝までです。
カーペットを敷く場合は、高さ2㎝以内のものにしましょう。
ルンバには、汚れをかき出すだめのブラシが2本ついているので、毛足の長いカーペットだと毛足を巻き込んでしまう場合があります。
なるべく毛足の短い、高さ2㎝以内のカーペットを選ぶびましょう。
また、あまりに薄いカーペットの場合ば簡単にめくれてしまうので、ルンバがカーペットの下にもぐってしまうことがあります。
そのような場合は、カーペットの裏に滑り止めテープを貼っておくとよいでしょう。
こたつを使用している場合は、布団をテーブルの上にあげてルンバがこたつテーブルの下も掃除できるようにしておくとこたつの中もスッキリです。
まとめ:ルンバブルにすることでストレスフリーな毎日を。
ルンバがあると暮らしが変わる。
私は16年ルンバを愛用してきて、なくてはならない存在になっています。
いきなりルンバブルを完璧に求めるのではなく、まずはルンバを導入してみて、少しずつ改善していき、ルンバブルを徐々に進めていくというイメージでいいと思います。
「とりあえずルンバを導入し、どんな動きをするか様子をみてから少しずつルンバブルに近づけて行こう」
という感じで進めてみてください。
あなたの暮らしにあったルンバブルを。
コメント