小学生に学習机はいらない!ランドセル置き場と宿題のやり方の工夫を!

小学生に学習机は必要かどうか?という論争はしばし繰り広げられていますが、私はもはや必要だと思う理由が全く見つからないんですよね。

小学生の殆どは、自分の部屋で机に向かってひとりで勉強することはできないと思うし、整理しなければならない教科書類も、小学校の間は量もしれてます。

とはいえ、いつかは必要になるのだから……という考えもあると思いますが、小学校入学前の幼児と、勉強で学習机が必要となる中学生くらいとでは、選ぶ机が全く異なるのです。

せっかく高価なものを子どものために購入するのですから、本人が気に入ったものを買ってあげたいですよね。

小学校の間は、自分の荷物を自分で管理できるスペースだけ作ってあげたらいいと私は思います(^^)

目次

小学生に学習机がいらないと思う理由3つ!

私が、小学生に学習机は不要だと思う理由は大きく3つあります。

自分の部屋に置いても、部屋でひとりで勉強はまだできない

子ども部屋を準備しているご家庭では、そこに学習机を置くのだと思います。

けれど小学校低学年の子は、ひとりで部屋で宿題や勉強はまだまだできない子が多いですよね。

勉強を見てあげるためにいつも子どもの部屋まで行ってあげれたらいいのですが、なかなかそうもいかないのが現実です。

結局、リビングで家事などをしながら勉強を見ることになるのではないでしょうか。

そうなると子ども部屋の学習机はもはや物置。

部屋に使用しない机があると、物置にしてしまうのが人間です。

机の上が物置状態になっていることに慣れてしまうと、それが当たり前になってしまい、片付けができなくなってしまうかもしれません。

子どもと親とで学習机の好みがあわない

学習机は、大きな家具になるので、親も子どもも納得して一番気に入ったものを購入したいですよね。

けれど、これから小学校へ入学しようとする幼児と、大人の意見が合うわけがないのです。

キャラクターものや戦隊もののデスクを欲しがったり、キラキラやハートがぎっしりついたデスクが欲しがったり…

「そんなの欲しいのは今だけだよ。大きくなったら後悔するよ!」

なんて幼児に伝えても、大きくなった時の気持ちなんてわかるわけがありません。

高額な買い物をするのですから、中学生くらいになって、「この机いやだ……」と言われては困ります。

自分で選んだんでしょう!と言いたくなりますよね。

そうならないように大人っぽい学習机を購入したとしても、買ってもらった時の子どものウキウキ感は、自分で選んだものとは違うでしょう。

小学校入学前の意見の食い違いはランドセルだけで十分だと私は思います。

学習机は高価なものなので最も必要とするときは小1ではない

子どもが小学校へ入学する時は、とてもお金が必要です。

はやり、子どもが長く使えるような学習机を選ぶとなると、どうしても高額になってしまいますよね。

最近はランドセルも非常に高額で、ラン活に忙しいパパママも多いのではないでしょうか。

ランドセルは最も必要とするときは小学生の時ですが、学習机はどうでしょう。

最も必要とする時は、小学校入学の時ではないのです。

学習机が無いと部屋が散らかりそう!の解決策は?

学習机の本来の目的ではないですが、自分の物は自分で管理し整理整頓ができる子になってほしいという意味もこめて学習机の購入を検討されている人も多いと思います。

確かに学習机は、ランドセル置き場などがあって小学校に入学してから必要になるものをしっかりと整理整頓できるようにうまく作られています。

とはいえ、学習机ではなくてもランドセルや勉強道具の収納場所はしっかりと確保しておくことで解決できますよね。

ランドセルなどの持ち物置き場を作る

必ず必要になるのはランドセル置き場

ランドセル置き場が決まっていないと、子どもは帰宅したらリビングにランドセルをポイっとしてしまいます。

我が家では、三段カラーボックスをランドセルと勉強道具置き場にして、自分だけのスペースとして子どもに使ってもらいました。

三段カラーボックスは、軽くて移動も楽々。

値段も安価です。

子どもが使わなくななってもクローゼットの中など、様々なところで役に立つのも魅力。

小学生が自分で管理する持ち物は、三段カラーボックス程度で十分収まります。

逆にそれ以上の荷物はまだ管理できないような気がするのですが、うちの子だけでしょうか(>_<)

カラーボックスの上(一番上の段ではなく、その上)にランドセルを置き、ボックス内の一番上の段には普段の勉強道具(学校に置いてこない教科書など)を入れます。

そのままだと置きにくいのでファイルボックスなどで仕切ると便利!

真ん中には、毎日持って行かないもの(隔週で必要になる給食エプロンなど)は真ん中の段に。(丸見えが嫌な場合はカラーボックス用の引き出しなどを使うと見た目も◎)

一番下は、子ども本人の自由な場所です。

おもちゃを入れてもいいし、なんでも入れてもいいというルールにしていました。

我が家の子供たちは三人ともミニバスケットボールをしていたので、バッシュなどを入れていました。

バスケットを始めるまでは、カードゲームを入れたり、アクセサリーを入れたりして自由に楽しんでいたように思います。

カラーボックスの横には時間割表を貼り、自分ですべて管理できるようにするのもポイント。

毎日必要なもの(帽子など)は、帰ってきたら玄関に掛ける場所を作るなど、家の中に持ち込まないようにするのが鉄則です。

最初は上着も玄関に!と思っていましたが、上着を脱ぐにはランドセルをいったん下さなければならないため、子どもには難易度が高かったようです。

上着かけは、カラーボックスの横にハンガーをかけるフックを取り付けて解決しました。

リビングに宿題置き場をファイルボックスひとつ分だけ作る

ランドセル置き場とは別に、リビングに宿題置き場をファイルボックスひとつ分だけ作っておきます

100均などで売っているファイルボックスで十分ですが、もう少ししっかりとしたものを購入したい場合はニトリや無印良品のファイルボックスの方がおすすめ。

我が家では無印良品のファイルボックスを使っていました。

ファイルボックスを置く場所は、宿題をする場所(ダイニングテーブルなど)の近くにしておくと便利です。

学校から帰ってきたらまずはランドセルから宿題と連絡帳と筆箱を出してファイルボックスに入れます。

そしてランドセルはすぐにランドセル置き場に。

すぐに宿題をしない場合でも、ランドセルをリビングに置きっぱなしにして宿題を出し入れするということがなくなります。

散らからないリビング学習は?消しカス対策も!

我が家ではダイニングテーブルで宿題をしていたので、宿題の途中で晩御飯の時間になったら、いったんファイルボックスに入れておき、晩御飯が終わったらまた出すという作業をしていたので、宿題でダイニングテーブルが散らかったままになることはありませんでした。

リビングで宿題をするときに私が一番気になるのは消しゴムのカス

卓上の小さなほうきとちりとりをダイニングテーブルの横に引っかけることで消しカス問題も解決です。

消しゴムのカスだけでなく、パンくずなどもサッと取れてゴミ箱にポイっとできるので、我が家には卓上ほうきは、今ではもうなくてはならないアイテムになっています。

消しカスクリーナーも一度使ったことがありますが、充電が面倒だったり使おうと思ったら電池切れで使えなかったりと、色々面倒で結局ほうきとちりとりにたどりつきました。

学習机を買ってよかったという声

ここまで、学習机不要論を唱えてきましたが、買ってよかったという声もあります。

中でも私が「たしかに!」と思った買ってよかった声とは、

「長男が、妹に自分の大切なおもちゃなどを触られたくないから、自分の部屋がほしい」

という子どもの声から、自分の部屋を与えてあげられないけれど、自分だけのスペースなら確保できるということで学習机を購入したというものです。

我が家も長男の2個下に長女がいます。

長男の大切なものを妹に触られてケンカをしているシーンをよく目にしました。

大切なものは母に預けて、妹の手の届かないところに収納しておくという方法をとっていましたが、学習机があればこの問題は回避できたのかな?と今となっては少し考えたりします。

それでも私は、それだけのため学習机を買うという選択はしませんけどね。

まとめ:学習机は高校受験の時くらいに購入を考えるのがいいと思う

学習机は、勉強をする場所です。

しかし、小学校に入学する子どもの気持ちを考えると、どのような机が勉強に向いているのかなんてわかるわけがありません。

せっかく高価なものを購入するのだから、本人が使いたいと思う物を購入してあげたいと思うのが親心ですよね。

だからやっぱり小学校入学のタイミングで買うべきものではないのです。

使うべき時にそのタイミングで買うというのが理想で、いくら、おじいちゃんおばあちゃんが買ってくれると言ってくれても、断りましょう!(^^)!

いつか必ず必要な時がくるので、その時に立派なデスクを買ってもらえばいいのですから。

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