突然ですが梅雨のじめじめした季節、サーキュレーターは使っていますか?
我が家では、暑い時期だけではなく、1年中使用しています。
この記事ではサーキュレーターを、
- 梅雨で湿度の高い時期により効果的に使う方法。
- カビ対策、洗濯物を部屋干しをするときの設置方法
を、我が家で使ってきた方法を踏まえて説明していきます。
扇風機との違いや、静音性に優れたDCモーターのサーキュレーターおすすめ5選も紹介しますね。
サーキュレータは梅雨の湿度が高い時こそ活躍させて!湿気のこもる場所のカビ対策にも!
もうすぐ湿度が高くてジメジメした梅雨がやってきますね。
そんな時はサーキュレーターで不快なじめっと感を解消しましょう。
ジメジメした身体にまとわりつくような湿気は、部屋を換気したり風の流れを作ることでかなり軽減されます。
まだ気温がそこまで上がっていない時期なら、風は人には当たらないように壁に当てて部屋の周りから空気を回すことで不快感が軽減されるだけでなく、部屋のカビ対策にもなります。
カビは、湿度が高く部屋の温度が25℃から28℃ほどになると生育旺盛になります。
徐々に気温が25℃以上になってくる梅雨時期はカビにとって好条件となり、ほおっておくと大量発生に繋がってしまうので、なんとか食い止めなければなりません。
梅雨の時期に特に湿気の溜まりやすい場所は、
- 寝室
- 北側の部屋
- クローゼットや押し入れ
- 洗面所
- 下駄箱
などで、知らない間にカビが大量発生してしまうことがあります。
そんな時はサーキュレーターを湿気のこもりやすい場所に移動させ、しばらく風を送っておくと効果的。
カビが発生する前に湿気を取り、カビを発生させないようにしておきましょう。
寝室は日中布団に風を当てておくことで、カビやダニ対策はもちろん夜にはさらっと乾燥したした気持ちいい状態の布団に入ることができます。
サーキュレーターは1年中大活躍!それぞれの季節の使い方やその役割を解説!
サーキュレーターは空気の流れを作ることを目的として作られています。
扇風機のように、暑い時に身体に風を当てて涼むという目的で使うものではないんですよね。
したがってサーキュレーターは夏に使うものではなく、春夏秋冬いつでも使うものなのです。
それぞれの季節の使い方は次の通り。
梅雨時期、湿気取りや換気のための使い方
梅雨の時期は、明らかに家の中が湿気で不快になります。
部屋の中の空気が滞っているとなおさら湿気は溜まりやすくなるので、サーキュレーターを使いましょう。
このような場合、素早く空気を入れ替えたいので首振りの機能は使いません。
換気扇があればオンにし、なければ窓を少し開けます。
そして換気扇や窓の対角になる位置にサーキュレーターを設置し、まっすぐ風を送ります。
そうすることで空気を攪拌ぜずに一気に換気ができます。
これは梅雨時期の湿気だけでなく、花粉やウイルスを外に排出するときも同じですね。
部屋の換気が目的の時は、一気に空気を入れ替えるのにサーキュレーターが役に立つのです。
湿気がある程度換気ができたら、首振り機能を使っていきます。
そうすることで湿気がこもるのを防ぎ、ジメジメ感が軽減されて快適になるほか、部屋のカビ対策にもつながりますね。
夏場の冷房を付けている時の使い方
暑い夏には、冷房と併用してサーキュレーターを使いましょう。
置き場所は、冷房付近の足元です。
冷たい空気は下に溜まる性質があるので、足元から風を送ると部屋全体が涼しくなります。
サーキュレータを使う時と使わない時とでは体感温度がかわるので、冷房の設定温度も上げることができ、省エネにも繋がりますね。
外出先から帰ってきた時は、部屋の中に熱気がこもっているので、そんな時はまず前述した「換気の時の使い方」をまずしてください。
部屋の熱気を素早く排除してから冷房をつける事で冷房効率も上がります。
冬に暖房を付けている時の使い方
冬場の使い方は夏とは逆で、暖房で温めた空気は天井の方に溜まるのでそれを足元に送る必要があります。
サーキュレーターを暖房と対角になる位置に置き、暖房の方に向けて風を送ると、暖かい空気がサーキュレーターの風とぶつかって下りてくるので、足元が暖かい空気に包まれます。
頭寒足熱という言葉があるように、人は頭は冷やして足を温めることで頭がすっきりして集中力を高める効果を得られます。
このためにも、なるべく足元を温めて快適に過ごしましょう。
梅雨の時期、部屋干しの嫌な臭いもサーキュレーターで解決!置き方次第で乾く時間が大幅に短縮!
梅雨時期は洗濯物を部屋干しにする人が多いですね。
私は花粉症で、春も秋も花粉症からくる鼻炎に悩まされるため、梅雨時期だけではなく一年中洗濯物は部屋干しです。
部屋干しにしても嫌な臭いを発生させないために色々と洗剤を変えたりしましたが、これという洗剤には出会えず……
やはり一番大切なことは素早く乾かすということなんですね。
湿っている状態が長く続けば続くほど、どんなにいい洗剤を使っても生乾き臭はでてきてしまうのです。
そんな時に大活躍するのがサーキュレーター。
置き場所は、干している洗濯物の真下。これがポイントです。
洗濯物の真下から洗濯物に向かって強い風を当てることで、あっという間に乾きます。
干し方は、中心には丈の短い洗濯物、そこから両サイドにだんだん丈の長い洗濯物を、横から見るとアーチ形になるように干しましょう。
通称、アーチ干しです。
一番短い洗濯物の真下にサーキュレーターを置き、首振り機能でアーチ形に沿って首振り機能を使うと完璧。
洗濯物の下に湿った空気が留まることがなく、ほんとに素早く乾いてくれます。
前日の夜遅くに干した洗濯物も、次の日の朝には余裕でカラッと乾いていますよ。
もし部屋干しする場所に換気扇がついていたら、換気しながらサーキュレーターをかけるともっと早く乾きます。
扇風機じゃダメなの?サーキュレーターと扇風機の違いは?
サーキュレーターと扇風機は、使用目的が異なります。
扇風機は、人を涼ませることが目的として作られているのに対し、サーキュレーターは部屋の空気の流れを作ることを目的として作られています。
したがって、サーキュレーターはまっすぐ風が届くのですが、扇風機は広がりながら風が届きます。
例えば広い部屋では、人のいる奥の方まで冷房が届かないために、温度を下げなければならない時がありますよね。
温度を下げると電気代も上がるし、冷房の近くにいる人がとても寒く感じてしまいます。
そんな時はまっすぐ風を送ることで部屋全体の空気が循環し、温度を均一に保つことができ、温度を下げなくてもいいことで省エネにつながります。
だったら扇風機はいらないんじゃない?と思ってしまうかもしれませんが、そうでもないのです。
扇風機の風はふんわり優しい風が広がりながら届きますが、サーキュレーターの風は強くてまっすぐ。
サーキュレーターを扇風機がわりに使用すると、身体がだるくなる可能性があります。
用途が異なると身体に与える影響もかわってくるのですね。
とはいえ最近では、優しくしっかりと遠くまで風を届けることができるサーキュレーターなども発売されているます。
また、従来は扇風機は静かだけれど、サーキュレーターは音がうるさいといわれていましたが、静音性の高いものがどんどん発売されています。
静音性の仕組みなどは次項で説明しますね。
どうせ買うならDCモーターで!静音性が全然違います。
サーキュレーターは、1年を通じて活躍してくれるものです。
リビングや寝室などでもエアコンと併用して使うとなると、静音性はかなり重要なポイントになりますね。
サーキュレーターのモーターは、ACモーターとDCモーターの2種類があります。
一般的に、DCモーターのほうがACモーターよりも静かです。
またDCモーターは、静音性だけでなく省エネで電気代の節約になったり細かな風量調節ができたりと、ACモーターよりも優れていることが特徴。
ACモーターに比べると、DCモーターのほうが本体価格は高い傾向にありますが、その分メリットも多いので、どうせ買うならDCモーターの方がおすすめです。
DCモーターのサーキュレーターおすすめ5選!
アイリスオーヤマ:コンパクトサーキュレーター扇風機 | STF-DC15TC-W
アイリスオーヤマ:コンパクトサーキュレーター扇風機 | STF-DC15TC-W | |
運転音 | 35dB以下 |
首振り角度 | 左右:60°90°120°/上:90°/下:15° |
リモコン | あり |
風量調節 | 10段階 |
最大風速 | 5.7knots |
消費電力 | 25W |
パワフルなのに、省エネで静音性に優れたサーキュレーター。
ポールを外せは37㎝まで小さくコンパクトになることもポイントです。
バルミューダBALMUDA :グリーンファンサーキュレーター| EGF-3400
バルミューダBALMUDA :グリーンファンサーキュレーター| EGF-3400 | |
運転音 | 不明 |
首振り角度 | 上下:90°(手動での角度調整のみ) |
リモコン | あり |
風量調節 | 4段階 |
最大風速 | 不明 |
消費電力 | 20W |
30畳対応で、素早く部屋の空気を循環させ隣の部屋まで送風も可能。
独自の二重構造の羽とファンガードにより、15m先まで力強い風が届きます。
BRUNO : DCフォールディングフロアファン | BOE112
BRUNO : DCフォールディングフロアファン | BOE112 | |
運転音 | 不明 |
首振り角度 | 上下:240°(手動)/左右:90°(自動) |
リモコン | あり |
風量調節 | 4段階 |
最大風速 | 不明 |
消費電力 | 不明 |
温度感知機能で、風量を室温に合わせて自動で切り替えるモードを搭載しています。
高さ調節が可能なほか、折りたためるのでコンパクトに収納もできます。
シャープ:プラズマクラスター 扇風機 | PJ-P2DS
シャープ:プラズマクラスター 扇風機 | PJ-P2DS | |
運転音 | 不明 |
首振り角度 | 上下:約100°/左右:約90° |
リモコン | あり |
風量調節 | 8段階 |
最大風速 | 不明 |
消費電力 | 12W |
上下左右に首を振るサーキュレーターとしても使える扇風機。
プラズマクラスターの除菌効果でカビや部屋干しの嫌な臭いを消臭してくれます。
高昇:サーキュレーター | xr-jd14
運転音 | 約28dB(第1段階) |
首振り角度 | 左右:90°/上下:90°(手動) |
リモコン | あり |
風量調節 | 3段階 |
最大風速 | 4m/s |
消費電力 | 4W |
DCモーター搭載でコスパの良いのが特徴。
大きな部屋には向きませんが、卓上や1人暮らしには最適。
まとめ:梅雨時期のジメジメと部屋干しの嫌な臭いをサーキュレーターで解決し、快適に過ごそう!
サーキュレーターは、夏だけではなく、梅雨時期から大活躍してくれます。
使い始めると、梅雨時期や夏だけではなく、部屋干し対策やエアコン循環対策まで、オールシーズン通して出番がない日はありません。
省エネ意識も高まってきている近年、ライフスタイルの変化に伴ってサーキュレーターが一気に普及したように思います。
部屋に1年中置きっぱなしにしておくことも考えると、デザイン性もこだわりたいですよね。
部屋の広さや使い方に応じたサーキュレーターを手に入れると、よい暮らしのパートナーとなってくれることでしょう。
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